支台歯における禁忌症例
基本的に、鋭利な箇所が無く、アンダーカット等が無い状態が好ましくなります。
以下、例と共に注意すべき点を説明します。製作工程において、各設備、材料の特性上によって生じてしまう禁忌事項が多数あります。
(1)アンダーカット
CAD/CAMシステムでは、アンダーカットはブロックアウトされるようになっています。
その結果、マージンと支台歯の間に隙間が生じてしまったり、マージンが開いてしまう可能性が生じてしまいます。
(2)Jマージン
スキャニングの際に、マージンの鋭利な箇所は光が正確に反射されずにエラーを生じ易くなってしまいます。
またスキャニングが出来たとしてもマージンの鋭利な箇所が短く丸くなってしまい、完成した補綴物を模型に合わせても良好な適合が得られない事が多くなります。